2014年2月25日火曜日

50回めの 《サロン編》 ホームコンサート♪

2002年5月から始めたホームコンサートも今回で50回!
50回めのコンサートは2月22日(日)に、自宅ではなく
大泉学園のスタジオプリモーラ(東京都練馬区)に場所を移して行いました。

今回は福岡で共演させていただいているギターの近藤さんと、
今までのレパートリーの中から是非とも聴いていただきたいピアソラのタンゴの歴史や
ジュリアーニのデュオを中心にしたプログラムをお聴きいただきました。
(今回のプログラムはこちら → http://midoriabe-fl.blogspot.jp/p/blog-page_20.html

近藤さんにはお忙しい中お越しいただき、当日GPのみ、2回本番というスケジュールでしたが、
久しぶりのピアソラも、近藤さんのギターには安心して、
近藤さんの心地よい音楽を感じながら演奏することができます。

とはいえ、今でもオリンピック選手じゃないけれど、トレーニング、セルフコントロールなど、なかなかうまくいかないなぁ、、、など、反省することばかりで今まで50回です。

子供が生まれ、フリー奏者としての仕事から離れの子育て中心の生活は、私にとって居心地の悪いものではなかったけれど、
このままでは人前でフルートが吹けなくなってしまう、、、という気持ちもあり、
たまに子供の学校で頼まれてフルートを吹くことなどはあってもいつもあるわけじゃないし、、、と、
その頃たまたま自分のレッスンスタジオでコンサートをされていたピアノの方のアドバイスもあって、自宅で演奏の機会を作っちゃおう!
…と思って始めたのがこのコンサートです。

依頼を受けて吹きに行くコンサートは名曲シリーズのようになりがちですが、
演奏する方はいつも同じようなプログラムであまり面白くない、、、
なので、その回毎にテーマを決めて、皆さんがよくご存知の曲と一緒に
フルートのオリジナルの曲をひとつは入れる!という私のわがままで決める?プログラム、
気か向いた時、できる時に、気ままに企画して、気ままに聴いていただく~という意味で、
“ わがまま気ままホームコンサート ” と、名付けました。
最近ちょっとネタ切れですが、リクエスト特集と、いつもと違う編成の特別のコンサート以外は、
今までやった曲以外(同じ曲はやらない)で続けてきました。

が、若い頃は何も考えずに出来ていた(…と思っていた )ことが、考え始めたらできない、、、
ブランクを感じて吹くのが怖い、、、と、もがき苦しんだりめげそうになったり、、、

それでも続けてこられたのは、私のことを支えて下さるお客様の存在や、楽しみにして下さるお客様のお陰だなぁ、、、と、
今回改めて、そんなことを感じた50回めのコンサートでした。