2014年10月15日水曜日

緊張しちゃう? フルートクラスコンサート

体育の日の三連休の中日、池袋の山野ミュージックサロンのフルートクラスコンサートが
東京駅近くの東京建物八重洲ホールでありました。
池袋の教室には昨年からレッスンに行き始めて、フルートの先生方との合同コンサートは初めてだったので、
私自身様子がよくわからず、元々少ない私の生徒さんは皆さん遠慮して?参加は1人だけ。
(それも銀座の生徒さん、、、 ^^; )
でも、ソロあり、アンサンブルあり、皆さんそれぞれ一生懸命演奏されていて、
こちらもほのぼのと応援したくなる気持ちで聴かせていただきました。

自分の出番を待っている生徒さんは…   人の演奏聴いていると緊張する~ (>_<)

以前何ヵ月かレッスンに来られていた方は、吹き終わってから…   
        緊張してうまく吹けなかった~ (いや、とてもお上手だったんですよ!)    ~と、お話されていました。

また、発表会で気持ちよく吹きたい、、、と、不定期にレッスンに来られる方もいらっしゃいます。

本当はもっといい音出るんです!   ~とか、
楽譜をしっかり見てがんばって吹いたけど、楽しむまでの余裕はなかなかねぇ~  ということはよくある、、、というか、
私、全然緊張しないの~、いつもと変わらないで吹けるよ~  なんて人の方が少ないと思います。

私自身、大学に入った頃まではほとんど変な緊張をしたことはなかったのに、
二十歳を過ぎた頃から当たり外れが現れ? 子育てのブランクの後は相当苦労しました。
落ち着いた雰囲気の趣のあるホールでした♪

今回の発表会も最後は講師演奏でアンサンブルがありましたし、やっぱり緊張はします。
こりゃ大変だ!~と思う曲、難しい曲などあると、時によってはプレッシャーも相当なものです。


そこで今日は私の思う “緊張” “あがる” ことについてのお話。


相当厳しいあがり症も経験して、その克服のために、悪い緊張をするのはどういう時か?〜と思い返した時、
それまでその曲に向き合って練習してきて、伝えたい!と思っている音楽の内容より、

コンクールやオーデションで認められたい、、、とか、
仕事に行った時にうまく吹きたい、、、とか、
生徒さんの前で失敗したら恥ずかしい、、、とか、

そういう気持ちの方が強くなっていることに気づきました。

でも、ボロボロにならなかった時は、自分が吹く曲に集中して、出したいフルートの音色でイメージして歌っている。
間違えないようように、、、とか、うまく吹かなきゃ、、、というような雑念?がない時のように思います。

プロの場合、その時の出来がイコールその人の評価や仕事に結びついてしまう怖さがあるけれど、
それでもそういうことを気にしてるとかえってうまく吹けないし、
5人の先生でアンサンブル♪
かといって、いつもできないことが奇跡的に出来るなんてあり得ないし、
それまでにやってきた、その時に自分のできる表現で精一杯フルートで歌うしかない。
それは、プロでも、音楽を勉強している人たち、アマチュアの方々も同じだと思います。

自分の吹きたい曲をイメージに近づけるようたくさん想像力を働かせた練習と、
ついでに発表会などで自分が主役になってワクワクしている、嬉しいなぁ
というような気持ちも一緒に想像する~。
発表会で自分が吹く時は自分のオンステージです♪
その時は主役になりきって吹くといいんじゃないかと思います。

フルートが大好き、とか、吹くのが楽しい~という気持ちがあれば、それも
本番で吹く時の心の支えになりますね!
ドキドキと緊張してきても、ステージの上で、こんなホールで吹けるなんてなかなかないよ!
こんなところでフルート吹けて嬉しい♪と~思って、思い込ませていると!? 
ドキドキがワクワクに変わってくる!

失敗したらどうしよう?〜と、思ったら、、、  何も心配しなくても大丈夫です! 
どんな演奏しても誰も文句言わないし (^.^)

でも、どうしよう!?~と思った途端、音が出なくなったり指が動かなくなったりすることはよくあります。
だから、不安なところはより音楽に集中して強気で?吹いた方がいいですよ (^_-)  たくさんいいイメージを持って吹いて(=歌って)下さいね。

普段それほど吹けてない訳じゃないのにうまく吹けなかったら恥ずかしい、とか、出来ばかり気にして緊張して吹けなくてボロボロになるより、
多少間違えたり、音が出ないとしても、自分の伝えたい音楽を心を込めて~と、自分自身か楽しんで、
気持ちよく吹いた方がなんぼかいいじゃないか!〜と、思いませんか?

演奏する場所がある、聴いてもらえることはありがたい。ドキドキからワクワクへ~。  いい緊張に変えていけるといいですよね。
満足できる演奏しちゃったらその先はない (^.^)  完璧になんて吹きたいなんて思わなくていい。楽しんで吹きましょう♪