2018年10月8日月曜日

リングキーの楽器


《藤城清治さんの作品を観てきました》
この間福岡に帰った際、(キイに穴が開いている)リングキーの楽器に
買い替えた方のレッスンをしました。



今までカバードキーの楽器だったので
リングキーの楽器の持ち方がよくわからないとのこと。



開いている穴を隙間が開かないように指で塞げばいいのですが、
ところがどっこい!? どこかに隙間が開いて
なんだかスカスカとした音が出ちゃうことはよくあります、、、



《楽器の演奏をしていたりネコちゃん多くてほっこりしました》
隙間のできるキーを確認して、キーの穴を指先で捉えるように
人差し指付け根と右手親指を軸に、腕、肘動けるようにして
バランスを取りながらの微調整が必要です。



左右とも支え位置を左右にずらしてみたり
左手首のひねり具合、右手は広げ加減でもキー穴の捉え加減が
変わりますのでいろいろと試してみて下さい。




スカスカしてしまう音型は取り出して二分音符のスラーでゆっくりと捉えて、
いい感じで捉えられたらトリルの音型に近づけてみて
うまくいったら前後の音も加えてゆっくりから速く、、
同じような練習をしてみます。



うまく捉えられないところを取り出してその都度微調整をして
自分のいい形を見つけていく作業を繰り返すうちに慣れてくると思います。



好みにもよりますが、私はリングキーの穴を自分の指で捉えている感覚が好きなので
小さなお子さんや、手が小さいとか指が特に細いとかでなければリングキーをおすすめすることが多いです。
でも、いろいろ試して、やっぱりうまく塞げないところは穴を埋めるゴムを入れて構わないと思います。



また、そうでなくても慣れないうちは隙間ができてしまうキーを埋めたりしますが
その場合は指で穴をとらえる感覚がつかめるよう、穴より少しゴムを深く入れるようにしています。
(最近はシールを貼るものもあるようですが ^^; )



私は中学の吹奏楽部に入った時はいつまで続けるかわからないから安いのから2番目、、( ̄ー ̄) 
と、買ってもらった楽器でしたが
高校に入った時にリングキーの楽器を買ってもらいました。



今までリングキーの持ち方、というレッスンをあまり意識することがなかったので
アドバイスできることがあるかしら、、と、思いましたが、
私もオフセット(左手薬指=Gのキーが外側にせり出している)からインラインの楽器に変わったので
よいしょ!とGキーをつかまえにいったり
右指も指先を動かしてなんとか塞がるところを探しにいっていたことを思い出しました。



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