2017年6月11日日曜日

唄口位置の微調整(フルードを吹く身体について④)

6月初め、宮崎に行きました。
日向の馬ケ背、絶壁です (◎_◎;)
リラックス下腹の支え唄口を当てる口元、、、


なんとなく関連するところから話を進めている感じですが


楽に、自然に吹ける唄口を当てる位置はどうやって調整すればいいでしょうか、、


息を当てる的( = 唄口外側エッジ )の位置は
高さ、距離( = 角度 )によって息の当たりやすさも違ってきますよね。


フルートは唇の隙間から出る息が唄口外側エッジに当たって音が出ますが、
口は顔の下の方にあるし
唄口は下唇の前~というよりは少し下、唇を乗せるような感じで唇下の窪みあたりに当てる感じになります。


神秘的な高千穂峡
…ということは、的は結構下の方にありますよね。


楽器の高さを決めるのは肘の上下です。
楽器を持ち上げる時は、右親指と左人差し指付け根を使って、右肘を中心に両腕を上下させてみて下さい。


肩から動かさなくても大丈夫ですよ。
肩から持ち上げると肩凝ります (^_^;)
二の腕あたりからで大丈夫です。


たぶんそんなに高く持ち上げなくても唇下あたりに近づくと思います。


そして、的までの距離、、、
唇から的( 外側のエッジ )までの距離( = 角度 )を変えるには手首を使ってみて下さい。


南国の植物の中にある青島神社
もし、唄口を当てる時に外向き気味になってしまう場合、、


左手はそのまま、左人差し指付け根の支えの上で楽器が動けるようにして
右手で楽器を軽く持って右手首を下げて(曲げて)みて下さい。
内側に楽器は回転しましたか?


逆に内向き気味になってしまう場合、右手は親指の支えと小指を軽く添える程度で楽器が動けるようにして
左手で楽器を軽く持って左手首を下げて(曲げて)みて下さい。
外側に楽器が回転しますよね?


当たり前、といえば当たり前ですが、
内側に回転すれば唄口のエッジは近づき、外側に回転すれば離れます。


基本的な楽器の持ち方は教則本などに書いてありますし、
音を出すためには、息のこと、唇のことなど他にもいろいろありますが、
青島の風景
的の位置の微調整の参考になればと思います。


楽器の高さと角度
自分で楽器を動かして、楽に吹けるところを探してみて下さいね。

0 件のコメント:

コメントを投稿