2017年9月17日日曜日

フルートの息遣いと弦楽器のボウイング

来週は(お陰様でチケットの方は完売しましたが)
ヴァイオリンとピアノとフルートでチャリティーのコンサートの予定です。


さて、今回はヴァイオリンと一緒にアンサンブルさせてもらっていますが、
表現したい音楽をヴァイオリンに乗せて弾く身体の動きが本当に自然で美しくてカッコよくて
聴き惚れると同時に見惚れてしまっています。

レッスンの時に、よく弦楽器のボウイング(弓の動かし方)を息遣いに例えます。
弦楽器の弓の動きをイメージして息を遣うと
曲に合わせた呼吸やフレーズが作りやすいからです。


音を出す時に弓を準備する動きが、息を取る時のイメージで、
弾いている時の弓の動きが吹いている時の息の流れのイメージ。


曲の初めでも途中でも、息を取る深さや速さを弓の動きのようにイメージすると
曲に合ったテンポ感や音色、自然な音楽の流れに乗りやすいし、


弾いている時の弓の動きは、しっとりした流れ、弾んだ音、力の加減、、、
すべて吹いている時の息遣いのイメージそのままです!


アンサンブルも、「どんなタイミングで?」というような約束事より、
弓の動きを一緒に感じて合わせる方がより自然でタイミングも揃いやすいし、
まさに身をもって感じながら一緒に吹かせてもらっています。


また、ピアニストには、私の呼吸でテンポも雰囲気も変わると言われました。


フルートの息遣い=弓の動き


弦楽器の演奏を見て聴いて感じてみて下さいね。

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